【マンガなら読みやすい!】アドラー心理学の本で仕事に役立てよう。

本の紹介

今回は、”マンガでやさしくわかるアドラー心理学”です。
心理学の中でもアドラー心理学は聞いたことがある人も多いと思います。

対象の読者
・アドラー心理学を聞いたことはある人
・読書の経験が少なくて、何を読めばいいかわからない人
・最近、後輩が萎縮しているように見える人
・前向きになれないなーと思ってる人

上記の方は、一度見てみてほしいです。

アドラー心理学は、勇気づける心理学

近年では、「嫌われる勇気」などで有名になったアドラー心理学ですが、
マンガで描くことで、非常にわかりやすく、
読書初心者も読みやすい1冊となっています。

ポジティブな言葉を使う”勇気づけ”がよく出てきます。
同じ目標を目指すのにも言葉のかけ方が非常に重要です。

僕も、営業時代に勇気付けを意識していました。

部下や後輩に強く当たってしまうこともあるかと思いますが、
それは相手を萎縮させてしまうため、成長を妨げてしまいます。

部下や後輩が成長してくれると、自分の負担も軽くなり、
成果もだしてくれるようになります。
あなたも部下、後輩も幸せに過ごせるように
アドラー心理学を身に付けていきましょう!

アドラー心理学で学ぶ、3つのポイント

アドラー心理学を学ぶ3つのポイントは、

・勇気づけで、他者に活力を与える
・怒りは二次感情であり、伝えたいことではない
・共感する力

勇気づけで、他者に活力を与える

勇気づけとは何か。
引用すると

アドラー心理学は勇気づけの心理学です。

勇気づけとは「困難を克服する活力を与えること」であり、相互尊敬・相互信頼に基づく共感的な態度が欠かせません。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学

これだけだと少しわかりづらいですが、要するに、
現状を改善するためには、共感すること、ポジティブな言葉で勇気づけてあげることです。

失敗してしまったときに、

「なんでこんなこともできないんだ!」

と言われると、いい気分にはなれないです。
そのまま引きずってしまい、別のミスを続けてしまうのようなことも多いのではないでしょうか。そんな時は、

「ここまでよくやっているね!次は、ここを気をつけていれば、もっと良くなるよ!」

です。

失敗自体は取り返せないですが、未来に向けて前向きに進んで行けたら、
部下や後輩は、ミスなんて関係ないくらいプラスの行動してくれるかもしれません。

どんどんポジティブな言葉をかけてあげましょう!

怒りは二次感情であり、伝えたいことではない

どんな親しい相手でも、怒りたくなってしまうこともあるでしょう。
僕もそりゃあありますよ!

ですが、怒りは反射的に起こるものではないのです。
アドラー心理学では、怒りは二次感情であると言われています。

怒りの感情は、感情の中でも最も対人関係の要素の強い「二次感情」と言われ、別の感情-「一次感情」と言われる-が根底にある

マンガでやさしくわかるアドラー心理学

一次感情には、落胆、心配、悲しみ、寂しさ、傷つきがあります。
一次感情が原因で、二次感情の怒りが起きるのです。

例えば、

・子供が連絡もせずに夜遅く帰ってきたから、怒った

この場合だと、怒りたいから怒ったのではなくて
遅くなると連絡してくれなかったことへの落胆や、
遅い時間まで外にいて大丈夫だろうか、といった心配といった一次感情が、
二次感情の怒りにつながったと言えます。

ですが、怒りを伝えることが解決につながるのではありません。

本来の一次感情を伝え、どう改善していくことがお互いにとって、
重要なのかが解決策になります。子供に伝えるべきなのは、

・遅い時間になるのであれば、心配になるから連絡してほしいと伝える

子供にとっても、心配をさせてはいけないんだなと理解することで、
今後の課題の解決に繋がります。

怒りという感情が出てきてしまうのは、仕方ないことかもしれません。
ですが、そのまま伝えてしまうのは、お互いに対してメリットが少ないどころか、
マイナスに働いてしまうこともあります。

怒りが二次感情であることを知り、コントロールすることで、
あなたの人間関係にメリットをもたらしてくれるでしょう!

共感する力

「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる」

「共感とは、相手の関心・考え方・感情や置かれている状況などに関心を持つこと」

ンガでやさしくわかるアドラー心理学

先ほども少し触れましたが、
人間関係を構築するにあたって、共感することは非常に重要です。

自分の視点だけで物事を見てしまうとどうなるでしょうか。
プロ野球選手を例にして考えてみると、

「私は一生懸命、練習したので試合出たいです。」

こんなような言い回しでは、誰も出したいと思わないですよね。
一生懸命練習したことと、試合に出られることは全く別の話です。

それであれば、

「私は50m5秒台の俊足で、試合に出たら必ず盗塁して見せます。
 代走として使ってみてもらえませんか?」

これだと、どうでしょう?

自分が指揮権を持つ監督の立場なら、
そういった状況になったら、使ってみようか!と思うに違いありません。

実際には、的はずれになってしまうこともありますが、
相手の目になり、頭になり、なり切ってみることで、
自分と相手の関係性を見つめ直すことができます。

これは、部下や後輩、奥さんにも当てはまることですよね?

相手の言葉や行動の意味は、相手になってみないとわからないのです。
少しでも理解しようと努めることで、共感にする力を身に付けてみましょう。

まとめ

”アドラー心理学”についてご紹介しました。
自分も他人も前向きにする心理学だと思います。

勇気づけは、他人に与えるだけではなく、
自分にも使用することができます。

どんなにいい環境に身を置くことができたとしても、嫌なことや頭に来ることはありますよね。そんな時は、一呼吸おいて、自分に勇気付けしてあげるようにしています。

”君はよくやっているよ!”

あなたも前向きに取り組んでみませんか?

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