転職の面接で転職の理由を聞かれたとき、「本音を言うか、嘘でもいいことを言った方がいいのかわからない…」と考えてしまうかもしれません。
誰でも転職はうまく行って欲しいはず。転職の理由について、本音か嘘がどちらがいいのでしょうか。
面接を2社受けて、2社で内定をいただいた僕が考えた結論をお伝えします。
【結論】面接で転職の理由を聞かれたら、本音を伝えよう
結論から言うと、転職の理由は本音を伝えた方がいいです。
あなたが面接で、質問に対して嘘を伝えているとしましょう。嘘をついたことは消えず、心に残ったまま、転職活動を進めなければなりません。
仮に入社することができても、嘘が気に入られているわけですから、実際のあなたとは考え方も行動も合わない可能性があります。
嘘をつかなくても、合わない場合もありますが、確率は高まります。
面接官も本当のあなたが知りたいのです。
あなたにとっても、面接を受ける会社にとっても、素晴らしい関係を築ける方と仕事を続けていきたいですよね。本音で答えて、堂々と過ごしていきましょう。
面接で、ネガティブな理由を伝えてもいいのか
本音を伝えるとなると、ポジティブなことだけではなく、もちろんネガティブなこともあります。
面接の時間は長くても1時間程です。短い時間の中で印象が下がってしまうと挽回するのは非常に困難です。
転職活動をしている者から「前の会社の上司が嫌いでやめたんです」なんて言われたら「これからも嫌な人にあたったら、それだけでやめてしまうのか…」となりかねません。
あなたがどんなにいい人材でたまたま相性の悪い上司だったとしても、1時間という短時間で全てを理解することはできません。
ネガティブなことを聞かれることもありますが、そのときの対策として、ネガティブなこともやんわり伝えられるように言葉を考えておきましょう。
転職理由はポジティブに変換して、いい印象を与える
ネガティブな返答ばかりしていると、面接官もネガティブに捉えてしまいます。
あなたが転職に成功したいのであれば、同じ内容でもポジティブに聞こえる伝え方を意識しましょう。
例:ネガティブな回答
毎日出勤するのが嫌だから前の会社が嫌で、転職したいです。
子供の体調や自分の怪我にも柔軟に対応できないのも理由の一つです。
例:ポジティブな回答
怪我をしたときに仕事ができなくなるのがリスクだと感じ,
スキルを身に付け、リモートワークができる環境整えていきたいと考え、転職を希望をしました。
2つの文はほとんど同じ内容です。
最初の一文がネガティブな言葉だけでできているのに対して、あとの文はポジティブに環境を改善したいという気持ちが出ています。
同じ内容でもポジティブな言葉を加えるだけで相手に与える印象か変わっていきます。
事前にポジティブな理由として答えれるように準備しましょう。
面接はあなたと面接官の対話、本音で話そう
「転職の面接は本音で話した方がいい」について解説してきました。
あなたも面接官も受ける企業としても、本音で話してもらえることで、事前に合わないかどうかを見極めやすくなります。
面接の時に、あなたが本当に入りたい会社なのかどうか、気づくこともあります。
ポジティブな言葉を選んでまっすぐ面接官に伝えてみましょう。
あなたの純粋な入りたいという気持ちが相手に伝わるでしょう。面接は企業側だけではなく、あなたが企業を選ぶためのものでもあるのです。選ばれるのではなく、対話するつもりで臨んでみましょう。
コメント