どーも、あひるです。
今回は、前回に引き続き、”マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編”です。
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前回の記事の紹介は【本の紹介】アドラー心理学(マンガ版)からどうぞ!
対象の読者
・アドラー心理学を聞いたことはある人、
もしくは”マンガでわかるアドラー心理学”を読んだ人
・読書の経験が少なくて、何を読めばいいかわからない人
・学校や職場での関係が窮屈に感じる人
上記の方は、一度見てみてほしいです。
アドラー心理学を活かすための行動 実践編
1冊目の”マンガでわかるアドラー心理学”では、
アドラー心理学が勇気づける心理学であることは学びました。
では、実践するにはどういった行動や考え方が必要なのか、
この一冊は少し踏み込んだ内容となっています。
どんなに知識をインプットしても、
それは身に付けたことにはなりません。
アウトプットすることで初めて、あなたの中で実になるのです。
本から学び、実際の生活に少しずつ取り入れていきませんか?
アドラー心理学 実践編から学ぶ、3つのポイント
アドラー心理学を学ぶ3つのポイントは、
・勇気づけと勇気くじき
・ライフスタイル 6つのタイプ
・課題の分離 誰の問題なのか
勇気づけと勇気くじき
前作の”マンガでわかるアドラー心理学”では、
「勇気づけ」が非常に重要の項目としてありました。
今回はその対極にある、「勇気くじき」も紹介されています。
勇気づけとは「困難を克服する活力を与えること」であり、相互尊敬・相互信頼に基づく共感的な態度が欠かせません。
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
「勇気づけ」は困難に対して共感すること、ポジティブな言葉で勇気づけてあげることです。
それに対して、「勇気くじき」は、
困難を克服する活力を奪う行為のことだ
マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編
君の言葉は彼の勇気をそいでいることに気がつかないのかい
「勇気くじき」、あなたも普段の生活でしてはいませんか?
僕もやってしまった後に気づくことが多いです。
例えばこんなことです。
「なんでこんなこともできないだ。
これは君のためを思って言ってあげているんだぞ!!」
上司と部下の会話で、部下が失敗したときによくみる光景ですよね。
言われてきた方も多いのではないでしょうか。
本当に”君のために思う”のであれば、
「勇気くじき」によって、活力を奪ってしまうのではなく、
「勇気づけ」によって、部下がすぐにでも成長できるように
導いてあげましょう。
私は、今までそう指導されてきたのだから、同じように指導している。
そういう方もいると思います。
考え無しにそのままにしてしまうのはやめにしましょう!
自分がよく思わなかったことを改善し、
部下が成長できる環境を作ってあげるのもいいんじゃないしょうか?
ライフスタイル 6つのタイプ
みんなに同じように頼み事をしても、
内容や質は、人によって変わってきます。
それは、人それぞれライフスタイルが違うからです。
人には、6つのライフスタイルがあります。
そのため、同じものを見ても、人によって考え方や行動は異なってくるものです。
1.欲張りタイプ(ゲッター)
「他人の物は自分のもの」タイプの権利主張者2.赤ん坊タイプ(ベイビー)
他人の顔色をうかがい、好かれようとする依存型3.人間機関車タイプ(ドライバー)
他人に任せることができない猪突猛進型4.自己抑制タイプ(コントローラー)
感情をあまり表に出さない完璧主義者5.興奮探しタイプ(エクサイトメントシーカー)
いいと思えばすぐに食いつくが、竜頭蛇尾になりがち6.安楽タイプ(アームチェアー)
マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編
周囲から何を考えているのか読めない安楽型
自分がどのタイプなのか、相手がどんなタイプなのかを想像するだけでも、
効果が表れてくると思います。
相手に興味を持ち、
相手になりきり、
相手がどのように行動するのか、
こういったことを考えることで
より良い人間関係の構築ができるようになります。
さらに詳しく知りたいことは、”マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編”を実際に読んでみてください!
ライフスタイル別の対処法も書いてあるので、
試してみるのが楽しくなりますよ。
課題の分離 誰の問題なのか
「課題の分離」を日常生活に生かすと、課題をいったん「自分の課題」と「相手の課題」とに分けて考え、その上で、相手の問題解決能力を奪う、相手が依存的になるなど自分が相手の課題に口出しをすることによって生じる弊害を避け、協力的な人間関係を目指すことにができます。
マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編
周りの人が不機嫌な態度をとっていると、
自分のせいなのではないかと考えたことはありませんか?
僕も実際に、お客様が不機嫌だったときに
何か気に触ることでもしたかな?とか考えていましたが、
後々になって、寝不足だったと知りました。
「なんだよ、それ!気になるだろ〜!!」とか思いましたが、
それは僕が勝手に気にしてしまったことですよね。
このように自分にとっては関係のない、
どうでもいいことだった、なんて経験があります。
実際にあなたが原因で不機嫌な対応を取られることもあると思います。
ですが、原因はどこにあるのか、「自分の課題」なのか「相手の課題」なのかを把握することが自分の思い込みを防ぐ大事な要素です。
まとめ
ここで紹介した内容は、ほんの一部です。
読み進めていく中で、6つのライフスタイル以外にも、
自分がどういったタイプなのか、
相手にはどのような対応が好ましいのか、
どの職業の人でも、日常生活に活かせるものばかりです。
これを機会に、”アドラー心理学”身に付けてみませんか?
他にもマンガで読める本を紹介しています。
【読書が苦手でも読める?】おすすめはマンガで学べる本
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