歴史上の偉人やテレビで見たことのある「天才たち」がいかに成功したかを知りたいですよね。
成功者がどんな考え方で習慣を作り、続けてきたのかを学べるのが
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」。
ドラゴンボールで有名な「鳥山明さん」のライフハックについても触れているので、気になる方は一緒に見ていきましょう。
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」は、許 成準さんの著書です。
許 成準(ホ・ソンジュン)
2000年、KAIST(国立韓国科学技術院)大学院終了(工学修士)。ゲーム制作、VRシステム制作、インスタレーションアートなど、様々なプロジェクトに携わった経験から、組織作り・リーダーシップを研究するようになり、ビジネス・リーダーシップ関連の著作を多数執筆。主な著書として、累計10万部を突破した『超訳 孫氏の兵法』をはじめとして『超訳 君主論 -マキャベリに学ぶ帝王学-』、『超訳 論語 -孔子に学ぶ処世術-』、『超訳 資本論 -お金をしれば人生が変わる-』、『超訳 アランの幸福論』、『超訳 韓非子 -リーダーの教科書-』(すべて彩図社刊)などがある。
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」
歴史上の偉人について超訳された本を多く執筆されている方のようですね。
本書の目次
第1章 集中力を強化するライフハック
第2章 アイデアが湧いてくるライフハック
第3章 仕事の生産性をあげるライフハック
第4章 ストレスに打ち勝つライフハック
第5章 学び、自らを高めるライフハック
紹介する項目
偉人から学ぶべき項目だらけなのですが、今回はその中から3つ厳選して紹介します。
習慣は全部で88個あるので、「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」を読む場合は、あなたが気になる部分だけ取り入れていきましょう。
88個の習慣のうち、4つを厳選
・苦労をせずに結果を出す方法を考える【鳥山明】
・ルーティーンでストレスを緩和する方法【イチロー】
・毎朝10分最も大事なことを勉強する【ロンブ・カトー】
88個の習慣のうち、3つを厳選!
「88個あるのはすごいけど、全部見てられないよ…」という声に合わせて、3つの習慣を厳選して紹介します。
日本人からも数人、選ばれているので楽しめます。
今回、日本人は鳥山明さんとイチローさんの習慣を紹介します。他にもソフトバンクの孫正義さんや、将棋界からも名人や竜王など数多くのタイトルを獲得された羽生善治さんの習慣まで載っています。
目次を開くと必ず、あなたが興味のある人がいるはず。
この機会に開いてみてください。
苦労をせずに結果を出す方法を考える【鳥山明】
世代を超えて愛されるマンガ、「ドラゴンボール」の作者である、鳥山明さんのライフハックです。
「最小の努力で最大の結果を出す方法はないか?」と自分に問いかけなければならない。
1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
『ドラゴンボール』で有名な漫画家・鳥山明は、誰もが認める「漫画の神」だが、かれは努力だけで現在の評価を得たわけではない。鳥山はいつも仕事を簡単に終える方法を考える習慣を持っていた。
がむしゃらに行動するよりも、いかに短い時間で成果を出すのかを考えることは重要なことです。効率的に成果を出すには必要な考え方ですね。
実際に鳥山明さんが行動していたことも紹介されています。
・戦闘シーンでは、都市を破壊してから戦闘は始める
→ 建物などを描くのが面倒だから
・「超サイヤ人」になると、髪が一瞬で白くなる
→ 紙に色を塗るのが面倒だから
僕は驚きでした。
いつも派手な戦闘シーンや、「超スーパーサイヤ人」のカッコよさが際立つ白い紙も、効率化を目指したからこその産物であったのです。
ここから学べるのは、どれだけ簡単に、効率的に成果を出せるかを常に考えていくことの重要性です。楽をしているように見えるかもしれませんが、読んでいる側が負担になっているわけではありません。
成果を出すためにはどこに集中していくのか、何を省いていくのかは意識していくべき項目ですね。
ルーティーンでストレスを緩和する方法【イチロー】
日米で通算4,367本の安打記録を持つイチローさんが紹介されていました。
野球を詳しく知らなくても、これだけ有名野球選手を知らない人はいないはずです。
イチローさんは、毎日必ずこなすルーティーンがあることで有名な選手です。
不安症やストレスの専門家スティーブ・オルマ博士によると、ルーティーンには、ストレスを緩和する強い効果があるという。
(中略)彼は、毎日同じ時間に起床すると、試合前に必ずチキンを頬張り、ちょうど150本のゴロをさばき、必ず午後5時17分に打撃練習に入り、午後7時17分にダッシュを行っていた。敵チームが嫌がらせで球場の時計を狂わせたが、彼は正しい時間にルーティーンをこなしたという伝説もある。
1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
イチローさんは他にも毎日奥さんの作るカレーを食べたり、打席に入る前のストレッチなど、様々なルーティーンがあります。
毎日同じルーティーンをこなして、毎日同じように結果を出す。同じ毎日の繰り返しによって、偉大な記録を積み重ねていきました。
同じことの繰り返しでメンタルを一定に保つ、何をするにしても必要だと思いませんか?
あなたの生活にもルーティーンを取り入れてみてください。大きな成果を生み出すことができるかもしれません。
毎朝10分最も大事なことを勉強する【ロンブ・カトー】
ロンブ・カトーは、知名度の高い翻訳家です。
2か国語を話すことができる人のことを「バイリンガル」と呼びますが、ロンブ・カトーは、多数の言語を話す「ポリグロット」と呼ばれる優秀な翻訳家でした。驚くことに、16か国語の言語を扱う天才なのです。
ポリグロットの中でも、最高レベルだったロンブ・カトーは、言語を身に付けるための正しい習慣を実践していたのです。
・毎日その言語で思考する。毎日10分はその外国語で話す。特に朝が効率的
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」
・学習意欲がないときにはあまり無理しない。かといって完全には諦めない
・意欲がない時には勉強の方法を変えてみる(読書の代わりにラジオを聴くなど)
・勉強したことを日常で活用してみる。たとえば町の看板や広告を解釈してみる
・文法から学ばず、言語から文法の規則性を発見する
言語以外にも応用が聞く勉強法ですよね。
日々の学習にもあなたなりに応用して取り入れてみてください。
習慣をマネてあなたも成功に向けて進もう
今回は、天才たちがどのように考え、どのような習慣を実践していたのかを「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」から紹介しました。
人それぞれ個性があり、全てが当てはまるわけではありません。ですが、天才たちの中では正解であった習慣です。
あなたが実践することで将来が変わってくるかもしれません。
今日からマネしてみて、あなたなりの習慣を身に付けてみてください。その先に大きな成果があることを願っています。
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