「一つの会社に長くいた方がいい」
そう言われたことや思ったことは1度や2度じゃないはず。
先日、ぼくはこんなツイートをしました。
「もったいない」と思って続けるよりも他にやりたいことがあるなら、辞めてもいいと思いますよ。例えば転職も「5年も続けたから、このまま続けたほうがいい」と言う人もいますが、違う道に進んでも案外なんとかなるものです。それよりもズルズル続けて「あの時やっておけば…」のほうがもったいない。
転職など、環境を変えようと思った時にまず出てくる言葉は
「もったいない」
僕も営業職を6年ほど経験してエンジニアに転職した経歴があるのですが
やっぱり今まで経験の無い業界の転職を考えるのは不安が多く
「このまま今の仕事を続けてみてもいいんじゃないだろうか」と思ってしまいがちです。
ただ、他にやりたいと考えていることがあるのなら早めに決断した方がいいです。どんなに今の方がいいと考えていても、やりたいことができた時点でやらなかった場合、必ず後悔が残ります。
ズルズル続けるよりは、スパッと切り替えて新しい環境への挑戦をしてみましょう。
「もったいない」は、不安だから思うだけ。
どんな状況でも今のまま環境が変わらない方が楽に思えます。
これは一つの会社に長くいればいるほど、勘違いの沼にはまりやすいです。特に新卒から入った会社なら、「今の環境が当たり前」だと思ってしまいがちです。
一歩、外の世界に踏み出すと、良くも悪くもいかに狭い世界の話であったか気づくはず。長い期間、一つの会社にいると「もったいない」と思ってしまうかもしれません。ですが、それはただの思い込みであることが多いです。
新しい環境は今よりも短い時間で稼げるかもしれないし、ストレスもかなり少なく働くことができるかもしれません。やりたいことが頭に浮かんで離れないのであれば、前向きに挑戦していくことを考えてみるのもいいですよ。
「過去の自分」が続けたかより、「将来の自分」がどうなっていたいか。
確かに長期間続けていると、途中でやめづらくなっていきます。
やめるのにも勇気が必要です。やめて別の行動をした方がいいと理屈では分かっていても、不安に思ったり、行動に起こすのが面倒だったりと、人は新たに行動することを嫌がります。
ただ、あなたはなんで新しい環境に挑戦したいと思ったのでしょうか。「スキルアップしたい」「給料を上げたい」「定時で帰られるようにしたい」と理由は様々です。将来のなりたい自分をイメージして、そこに近づくにはどう行動したらいいのか、考えてみてください。
「過去の自分」がいくら頑張って続けてきたかは全く関係なく、「将来の自分」が幸せに過ごすためには何が必要かで行動していきましょう。
やらなかった後悔は、いつまでも残る
「やらなかった後悔よりも、やった後悔」
よく聞く言葉ではありますが、ほんとうにその通りですね。
やりたいことがあるのなら、行動するべきです。その行動がうまくいくのかは、タイミングや運も必要なので、わかりません。ただ、行動しないで過ごしているときは、どこかにずっと思い続けてしまうものです。
動ける時に動いていきましょう。やらなかった後悔はずっと消えずに語りかけてきます。
仮に会社や上司から「辞めることを認めてもらえない」「ズルズル長引かせてくる」という場合であれば、退職代行と言った制度もあるので考えてみてもいいかもしれませんね。
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